革細工職人である父親に師事し2002年から本格的に職人としての道を歩み出し、2007年にPELTとして自身のショップを始めました。

PELTとは毛皮或いは生皮、鞣す前の原皮を指す言葉。Pelt（皮）を鞣すことでLeather（革）へと変化します。またロゴマークの文字を囲むフレームは国際的に使用されている、天然皮革製品であることを示す「レザーマーク」をアレンジしたもの。つまりただ “皮・革” であるという意味だけを表した名前です。このロゴは余計なものを廃し、革という素材から純粋にその魅力だけを抽出したものを作るということを意図しています。

国内のこだわりあるタンナーが作った希少な革から海外の有名タンナーのものまで、その時々で仕入れた素材を使い、一点一点丁寧に仕上げております。

特に革小物の内側を見たときに作り手の技術が表れる “へり返し” と “菊寄せ” は、耐久性と美しさを兼ね備えた出来栄えになるよう注意を払っておりますので、ご注目いただければと思います。

粗野で力強い雰囲気の革と繊細で優美な革を組み合わせて際立つ素材感のコントラスト、あるいは野趣に富んだ革を精緻に製品として仕立てることで見えてくる新たな一面というように、相反する要素を調和させて立ち上ってくる “心地よい違和感” がPELTのコンセプトです。



全ての製品はメンテナンスや修理も承っております。
また、各種革小物のメールでのオーダーメイドも承っております。ご希望の革の組み合わせでのお財布のオーダーなどお気軽にご相談ください。